TAKASHIMAYA BLOG大阪タカシマヤ

-風と光と夢−佐藤泰生展 始まりました。

2013.05.23
みなさ〜ん・・・高樹のぶ子氏の新聞連載『甘苦上海』『マルセル』、読まれたことありますか〜?今週の画廊は、その際の挿絵を描かれた佐藤泰生先生の個展を開催しております!鮮やかな色彩の中でリズミカルに描かれている作品・・・一見簡単そうに描かれていますが、実は画面いっぱいには色々なトリックがしかけてあり、画面の隅から隅まで、くまなく視線を動かすといろんな
物語が語りかけてきます

画像


こちらの作品は「敦煌幻想」・・
ラクダの背中には佐藤先生・・。砂嵐の吹く砂漠をカメラ片手に渡ります・・前を行くご婦人の洋服が風に揺れ・・・そこに天女を感じたとか・・・・
素敵な幻想から物語は広がります。

画像

ラクダの目はクルクルとラクダも嵐の中に幻想をみたのでしょうか??


画像


こちらは「パリ 回想」150号の大きな作品のピンクの色が画廊内で生き生きと飛び跳ねているようです。
しかし、タイトルは「パリ 回想」・・回想といえばどうしてもセピア色のように落ち着いた色のイメージがあるのですが・・この作品は楽しいピンク色

先生の燻らす紫煙はパレット上に流れ、パレットのオレンジが置物の馬につながり、キャンバスに描かれる絵は隣でたたずむ奥様につながり、窓の景色は先生が行かれた旅先の風景へ。パリの部屋の窓辺にやってくるのはいつも変わらぬ鳩・・。
リズミカルな回想が続きます。


リズミカルにこちらは「旭日 富士と波」
画像


逗子にお住まいの佐藤先生。浜辺をよく散歩されるそうです。

「だるまさんが転んだ・・♪」と突然、先生の話が始まります。だるまさんが転んだ・・と後ろを振り向くと寄せては返す波の動き。それを描きたかった・・と。そして先生が描く富士山。
どん!と描かれた富士山は今回の個展で初お目見えとか
浜辺で一人、波を相手に「だるまさんが転んだ・・」をされているのかしらん・・・


画像


こちらの作品は「青緑山水湘南」遠くに見える富士山から手前に描かれている赤松はまさしく山水画。
しかし、佐藤先生が描く山水はパノラマになりぐるりと軽やかな風景も取り込んでいます。


画像


「海と潮騒」
寄せては返す海を眺める散歩中の親子でしょうか・・懐かしい色を感じてしまいました。


−風と光と夢− 佐藤 泰生展
2013年
5月22日(水)→28日(火)
最終日は午後4時閉場。

<略歴>
1945年 大連に生まれる。
1967年 東京藝術大学油画科(小磯教室)卒業。大橋賞受賞。
1969年 東京藝術大学大学院油画科修了。
1970年 新制作展で新作家賞受賞。
1973年 国際青年美術家展。フランス政府給費留学生として渡仏(〜'78)
1976年 滞欧作品展(高島屋日本橋店)。
1977年 第12回昭和会展、昭和会賞受賞。
1979年 明日への具象展。安井賞展(’81、’82、’84、’89)
1992年 両洋の眼展(〜’09)
     宮元輝著『朝の歓び』(日本経済新聞朝刊連載)挿画担当(〜'93.10/17 全385回)1995年 香港アートフェア。 
2001年 パリ滞在(〜’02)
2008年 高樹のぶ子著『甘苦上海』(日本経済新聞朝刊連載)挿画担当
     (〜'09.10/31 全386回)
2009年 高島屋美術部創設百年記念‐揺れる時間 輝く時間‐佐藤泰生展
2011年 高樹のぶ子著『マルセル』(毎日新聞朝刊連載)挿画担当(全355回)

現在 新制作協会会員、和光大学教授

☆=====☆☆=====☆☆=====☆
大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
☆=====☆☆=====☆☆=====☆


 タカシマヤBlog:日本橋店「アッと@ART」         
  http://blog-tokyo.takashimaya.co.jp/art/  
  新宿店「ちょっとART BREAK」              
  http://blog-shinjuku.takashimaya.co.jp/art/
  京都店「アート de ほっこり」
http://blog-kyoto.takashimaya.co.jp/art/


画廊スケジュールはこちらから!
http://www.takashimaya.co.jp/osaka/event3/index.html








ページトップへ