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酒井信義展〜ギャラリートークやりました〜

2014.04.14
春の陽射しが快い季節になってきました画廊でも優しい色彩の作品が特徴の酒井信義先生の個展を開催中・・・12日(土)には、先生ご本人によるギャラリートークが開催されました

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「奏でる色―七彩―」というテーマについて司会者が尋ねると…今まで、個展ではタイトルやテーマはつけてこなかったとのこと。が、もともと色がお好きなのに加えて自然を前にした時の色の動きに特別な想いをお持ちのよう…富士山を目の前にして、空がだんだん白くなり、薄紫に変わっていくと富士山の白がぼんやりとし、空が白なのか、富士山が紫なのかわからなくなる…それまで富士山に対して、北斎の描いたもののような固定的なイメージしかなかったのが、刻々と変わっていく富士山の姿に感動し、霊気を感じられたそう。そうして即日的な色ではなく記憶の中の色、印象の中で動いていく色を追い求められての制作をされています。色は単色だけど、混ぜ方や塗り方で、色味を感じる…その幅が絵としての表現であり、見る人との会話になるとおっしゃいます。桜を見ると、辺りいっぺんがピンク色になる感じ…先生の作品を見ていると、まさにそのピンクの印象、風にそよぐピンクが感じられます

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「花紀行」

次に画面構成について伺うと…先生は○△□を意識しての画面構成をされているとのこと…花の絵でも、○と△の構成の中で描いていき、富士山なら△、□はキャンバスの枠ととらえ線を入れていかれたりするんだそうです。そうすることで、画面にリズムと強さが生まれてくるとのこと…淡い優しい色合いでもぼんやりしないのは構成の強さの効果のようです。「困った時には、○△□…」と、先生

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「野の花」

小磯良平ファンの司会者、小磯先生の作品と同じような透明感を先生の作品から感じると語ると…先生が小磯教室に在籍されていた頃はちょうど、アメリカの現代美術が日本に入ってきた時。でも、変わらず徹底したデッサン、ヨーロッパ的な整った、合理的な絵の具の使い方を小磯先生は教えられたんだそうその先生を真近にされていただけに、画品を受け継ぐことができたのかも…と、先生!「残念ながら人としての品ではなく・・・」と会場の笑いを誘われた先生です!

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今回初MCを務めた、イケメンバイヤー(笑)の緊張も解きほぐす、先生の穏やかなお話しぶり…先生の作品が心を和ませてくれるのも納得の超美ギナーCでありました。個展は明日15日(火)の午後4時までとなります。春の新生活で緊張している心をほぐしにぜひ、お立ち寄りください

 奏でる色―七彩― 酒井信義展
2014年
4月9日(水)→15日(火)
最終日は午後4時閉場。

<略歴>
1944年 鎌倉に生まれる
1967年 東京藝術大学美術学部絵画科油画卒業、大橋賞受賞
1969年 東京藝術大学大学院美術研究科油画修了
1971年 新制作協会展新作家賞受賞
1983年 個展(高島屋東京店)
1990年 渡仏(〜’99年)
2001年 日本大学藝術学部美術学科教授となる(〜’06)
      個展(高島屋 東京/大阪/横浜/名古屋)
2009年 高島屋美術部創設百年記念 酒井信義展(高島屋 東京/大阪/名古屋/横浜/
      新宿/京都)
現在  無所属

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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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