TAKASHIMAYA BLOG大阪タカシマヤ

喜寿記念 豊場惺也作陶展、開催中です。

2018.07.12

皆さん、こんにちは~♪♪、美ギナーです。
今週の画廊は13回目の開催となります豊場惺也先生の作品をご紹介させていただきます。

豊場先生は、美濃焼中興の祖 荒川豊蔵先生の下で伝統的な志野、黄瀬戸、瀬戸黒などの陶技を学ばれました。

作品は穴窯と登り窯を使い分けておられます。志野や瀬戸黒、黄瀬戸などの茶陶は穴窯を使われ、日常使いの器は登り窯を使っていらっしゃいます。

では、早速、作品をご紹介させていただきます。


『瀬戸黒茶垸』

艶のある黒色と器面を走る細かい貫入が特徴の瀬戸黒・・・なだらかな山間道を連想させる起伏が上品に仕上がっている逸品です。


『黄瀬戸茶垸』

艶のないしっとりとした黄金色の釉が美しい黄瀬戸茶垸・・・ご持参いただいた袱紗との相性もぴったりです!!



『美濃唐津茶垸』

大胆な造形と、よく焼きしまった土が見せる豪快さが魅力の作品・・・緑色のお茶が光の当たり方で変化する様をお楽しみいただけます。
美濃唐津は桃山時代に美濃で焼かれた唐津風の焼き物と言うことから、由来した名称とのことです。



『粉吹鉢』

「普段に使ってもらえるような焼き物を作っていきたいのです。」と先生は仰います。

荒川豊蔵先生も日常使いの焼き物を作っていらしたそうで、近くでその様子をご覧になって来られた先生は、自然に色々なことを覚えていかれたそうです。
「焼き物は考えて出来るものではなくて、この土だったらこういうものがあうのかなぁって想像しながら作るんです。」とも仰っています。

そして、こちらの作品は・・・


『るり手蓋物』

南の海を連想して作られました~♪♪
サイパンやハワイの海をイメージし、ガラス瓶を砕いて土の上に乗せて窯に入れて焼成するとこんなにステキな景色となって誕生しました~。

そして、こちらの作品の蓋も先生の手作りだそう・・・杉の木を使って制作されました~。
「僕は何でも作っちゃうんですよ~。この杖も僕の手作りなんです。」と手にされている杖を見ながらお茶目に笑う先生です。

先生はハワイがお好きで何度もハワイへ行かれたそうです。
そこでダイヤモンドヘッドの土でぐい呑みを作ってやろうと思われたそう・・・
ダイヤモンドヘッドの溶岩の流れで出来た土を日本へ持ち帰り、志野の土と混ぜて柔らかい土にしてぐい呑みを作り、
プレゼントされたそうです・・・いただいた方にとっては宝物になりますね~♪


『黄瀬戸花生』
紫のクレマチスとのコントラストがステキですね!!



身近な食器として使える焼き物を多数ご用意いただきました~♪♪




『るり手小向(5客)』

最後に画廊にお越しいただいた皆様へ先生からのメッセージをご紹介させていただきます。

やきものの道に入って六十年近くになりました
作品と言っても出来てくるのは自分自身のような気がします

身近で自分の好きなように
そんな風になっていく気がします

もう少しやってみようと思います

平成三十年 夏

豊場先生は毎日、在廊されます。

皆様も是非、画廊に足をお運びいただき、豊場先生の作り出す美濃焼きの数々を目で見て、肌で感じて見てください。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

<陶 歴>
昭和17年 刀剣鑑定家 豊場 重春の四男として名古屋に生まれる
昭和35年 名古屋市立工芸高校木工科を卒業
人間国宝 荒川豊蔵先生の下で修業
昭和49年 可児市久々利大萱に窯下窯を築窯
近隣の古窯名に因み、窯下窯とする
昭和52年 名古屋にて初個展 以後、各地にて個展
平成23~24年 各地にて古希記念展
平成27年 髙島屋大阪店
平成29年 ジェイアール名古屋タカシマヤ(9回)
平成30年 高島屋大阪店にて喜寿記念展(13回)

豊場 惺也 作陶展
2018年7月11日(水)→18日(火)
※最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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