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彫刻家の仕事ー語りかける物ー

2018.08.23
皆さんこんにちは☆

もう秋・・・・?と思うような気温の日があったのですが、またもや暑さが帰ってきましたね。
皆様体調崩されてませんか?

本日は【彫刻家の仕事ー語りかける物ー】のご案内をいたします。

彫刻の素材といえば、粘土・石・木が多いですが現在はチタンやステンレスといった金属の素材も使用され、表現が多様化しています。そんな様々な表現を10人の彫刻家による立体と平面作品をあわせてご覧頂きます。

では作品の一部をご紹介いたします。

【デッサン】 舟越桂(立体の出品はございません)


【水生M-1】 大理石 登坂秀雄
こちらの作品を私は、「心臓の動脈・静脈みたい・・・」と感じました。先生に伺いますと「よく言われますよ」と笑顔で話し始めてくれました。こちらの作品は「水面」を表現されており、水の動きを一部分を切り取るのではなく、作品の先に続きの動きが感じられるように表現したかったとの事でした。硬く・冷たいはずの大理石が、生き物のように柔らかく感じますね。
静岡大学名誉教授である登坂先生は、石の性質を見極め、素材にあった制作方法を選び、思いのままの形へと表現されていらっしゃいます。機械がまだまだ少なかった昔は、石を削る道具の手入れが制作時間を決めてしまうほど大切であった事など教えていただきました。


【鳥の歌(朝)】 桂・彩色 登坂真澄
神秘的な表情に色彩・・・木彫である事を忘れてしまいました。男の子でも、女の子でもない美しい顔。物語の挿絵のようです。
先生は絵本もこれまでに出版されており、空気の重層感を作品に表現されたいとお話くださいました。作品の中の現実ではない世界と、見る者の現実の世界。向き合う事で見えてくるものがあるのではないか?と思いながら制作されるそうです。
滑らかな顔の仕上げもヤスリは使用せず、ペン先のような細い道具で丁寧に仕上げられるそうです。優しい肌質は先生のお気持ちが感じられます。
ご夫婦の登坂秀雄先生とは東京藝術大学に入る予備校時代からのお知り合いだそうで、お互いの作品・制作についてリスペクトされているご関係がとてもステキでした☆


【月読 日読】 ブロンズ 伊藤正人


【気流】ステンレス 常松大純

【水の場所Ⅱ】 前田精史

【始まり】黒御影石 湯村光
作品の一部をご紹介いたしました。10人の作家達による彫刻展、ご来廊お待ち申し上げております。

【出品作家】
伊藤正人
佐藤忠
常松大純
登坂秀雄
登坂真澄
舟越桂
前田精史
増井岳人
望月菊魔
湯村光



彫刻家の仕事ー語りかける物ー
2018年8月22日(水)→28日(火)
※最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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