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花・巡る 林孝二展 開催中です!

2018.09.14
皆様こんにちは、美ギナーです♪   ただいま開催中の林孝二展をご紹介いたします!

林先生の作品の見所はズバリ、

   線 です!



写生を重ね、植物と向き合うことで取捨選択された一本ずつの線。
優しさが込められています。



中でも、こちら…

     
「鶏頭図・臥」50P  

昔、鶏頭と、ひまわりだけで個展を開いたことがあるとのこと。
虫食いのある葉の一枚ずつに、風が抜けていくような感覚を抱きます。

葉脈の一本一本まで、とても精巧に、塗り残した端正な線が際立ちます。


そしてそして、 鶏頭のビロードのような質感!
が、残念ながらこの写真からでは伝わりきらず…
ぜひぜひ、画廊で、ぐっと顔を近づけてご確認いただきたいです><  


その当時は背景に金箔を用いたそうですが、
この作品は黄土(日本の黄土と中国・敦煌の黄土)を重ねています。
この背景、朱の鮮やかさをやわらかく引き立てています!



そして対照的な色彩のこちら


  
「榎図」50F

  グループ展「星辰」でもご出品くださっていましたので、 ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。  

じつは、50号の大きさでこのモチーフを描くことは珍しいのだそうです。
5mだったり、7mだったり、 とにかく大画面で手がけることが多いとのことですが、50号でこの迫力!

全体として黒の色調なのですが、神々しくもあり、励まされているようでもあります…




そして、美ギナーが大好きな椿の作品が!


 
「岩根絞椿・想」 「岩根絞椿・麗」 「左味の春・颯」 (左から)

こちらは3部連作となっています。

独特の構成は宇治田原町の正壽院で天井画を手がけられた際の花丸図と同じだそうです。
お花がドームのようにこんもりと咲いているようです~**


 

これらの椿は、宇治の植物公園にて写生したものだそうです。

椿の咲くころ、底冷えのする季節に、かじかんだ指にぐっと鉛筆を握って…
指先が動かないと、滑らかな線が引きにくくて…
写生にはキャンプの椅子がいいんですよね~、
なんて、 長時間外で写生する苦労を思い出話にしながら、振り返っていらっしゃいました。



このたびは展示スペースを明るい色調と、暗い色調を基調にしたものとで二分割しています!
感性の幅を感じていただけると思います!


ぜひ画廊へのお越しをお待ちしております。    


<略歴> 
1960年 兵庫県に生まれる
1984年 京都精華大学日本画コース卒業 
1986年 多摩美術大学大学院日本画専攻修了  
1988年 第3回京都画壇日本画秀作展(同′94)  
1991年 創画展(同′92)
1992年 創画会春季京都展春季展賞(同′93)  
1994年 第5回川端龍子賞展
  京都日本画家協会新鋭選抜展 大三島美術館買上 
1995年 尖展(京都市美術館他以後23回)
1998年 フィリップモリスアートアワード1998最終審査展
1999年 第1回トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展(以後4回)
2000年 京展 京都市美術館賞買上
2001年 個展(京都・村田画廊)(同′05、′09)
2005年 第3回トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展審査員推奨
2006年 第3回東山魁夷記念日経日本画大賞展 (同′12 第5回)
2009年 個展(銀座・純画廊)(同′10 ′14)
             Nihonga・京(日本橋三越本店)(~′18)   
2014年 個展(高島屋京都店、大阪店)
2016年 第1回堂島リバーアワード2016大賞
2017年 日本画グループ星辰(髙島屋京都店、大阪店、東京店)(同‘18)
  個展(堂島リバーフォーラム・ギャラリースペース)
現在   無所属 成安造形大学講師


    花・巡る 林 孝二展
2018年9月12日(水)→9月18日(火)
※最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
 
  直通電話 06−6631−6382
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