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金 理有展―苗字といみなと字―family name,true name,nick name

2018.10.07
こんにちは、美ギナー おもちです!

 

現在開催中の
「金 理有展―苗字といみなと字―
family name,true name,nick name」
ご紹介いたします♪

 
SFや音楽、ストリートカルチャーなどの要素と縄文土器や神話的世界観が融合した作品や、
現代の茶席を自らの世界観で捉え、再構築した茶道具を発表するなど、
ジャンルを越境した独自の表現で注目を集めております。

 
金先生の作品は、一見するとメタリックな外観から金属を思わせますが、
すべて陶器なのです!

幅広い釉薬の種類と、造形の面白さが相まって、
ただ今、画廊は宇宙船か、はたまたタイムマシンの中のような、不思議な空間となっています。

 

 

では早速作品をご紹介いたします!

 

 

 

「信楽狸変異体」

 

画廊の中心で 抜群の存在感を放つこちらの作品。

元来、信楽の狸には「八相縁起」と呼ばれる縁起を表したものをさまざまなアイテムや形にしています。

たとえば…
笠(首の後ろにかかっております)には災難を避ける、であったり、
本家の狸では手に持っている徳利は、人徳が身につく、とされ、本作品では肩部分に鎧のようについています。


また、古くから、右目は物理世界を、左目は目に見えないものを見通すとされているそうです。
右目が閉じられているのは、先生が作品にこめた祈りのように感じられます。

目に神秘性を感じ、
さまざまな意味を見出してきた人類の歴史が、こちらに反映されています。
 

 

お次はこちら




「赤眼怒髪入道」

 

縄文土器をはじめて目にしたときのことを「衝撃だった」とお話されますが、
彼らには敵わないからこそ、現代的な解釈を加えて今生み出せる作品を!
と仰っていました。

先生のご興味は、SFからはじまり、宇宙物理学、量子力学と、多岐に渡っており、
それらをメカニックのように解釈され、組み立てています。

理科はめっぽう苦手だったおもちですが、お話をうかがいながら思わずわくわくしてしまう、
とても夢のあるストーリーをお話くださいます。



こちらの作品のように、先人はもちろん、最先端の理論や技術も積極的に取り入れ、
融合することで作品を通じて現代の科学を感じさせてくれます。




 

 

「赫彩水指」

 

 

なんだか大阪人にはお馴染みの太閤さん好みのような!
こちらの釉薬はすこし赤みがかっていて、落ち着いた輝きを放っています。 

 

そのほか、茶陶をはじめ、日常にお使いいただける食器もございます。

数多くの釉薬や技法を用いた作品たちが並んでいます。



ぜひ画廊でご覧ください!


<略歴>
1980年 日本人の父、韓国人の母のもとに大阪府に生まれる
2006年 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了(塚本英世賞)
 同大学院芸術研究科研究員
2007年 同大学院非常勤助手
2010年 独立

個展
2008年 R.I.P(neuton・京都)
2010年 Ceramics as new exoticism(INAXガレリアセラミカ・東京)
2013年 土師カバネ(六本木ヒルズA/Dギャラリー・東京)
宇宙的恐怖(SNOW CONTEMPORARY・東京)
2014年 Hypothalamaiac(髙島屋日本橋店美術画廊X・東京)
虎臥す野辺(SHUHALLY・神奈川)
2015年 接吻彫刻(KOUGEIまつきち・石川)
ハニワのシタク(ASHITA ROOM・大阪)
2017年 白玉楼中ひざくりげ(白白庵・東京)
金環実触(MZarts・神奈川)
2018年 金亀換酒(ES gallery・東京)
Symbolics(Gallery ART COMPOSITION・東京)

その他グループ展多数

金 理有展―苗字といみなと字―
family name,true name,nick name
2018年10月3日(水)→10月9日(火)
※最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン ギャラリーNEXT
直通電話 06−6631−6382
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