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岩田壮平展 拈華 始まりました!!

2018.11.01

皆様、こんにちは~♪♪ 美ギナーです。


今週の画廊は”花の生命力”を皆様の五感で感じてみてください・・・

そして・・・
関西の”岩田ファン”の皆様、大変、大変、お待たせいたしました~。
『岩田壮平展 拈華』 いよいよ、始まりました~♪♪


左 1『花卉ひととせ』 右2『花卉ひととせ』 六曲一隻 H168×W374cm×2

画廊正面にど~んと展示されたこちらの作品・・・
体液にも近い膠と岩絵具が交わる垂らし込みにより彩られていく鮮烈な画面にご注目ください。

先生の作品の代名詞とも言われる鮮やかな赤をメインにした花が描かれています。

そして斜めに走る幅広い金地の色面を挟むように相対しています。
このように2対の屏風を並べた時に左右に流れを見せていらっしゃいます。
もともと、日本人は太陽の光を金で表現していたそう・・・
そして、鮮烈な赤からは先生の放つ"色のエネルギー”を感じます。

今展では花の外側の美しさと内側に流れるものを表現することに変わりはないのですが、"しつらえ”や"装飾美”に重きを置いて描かれています。


3『芥子図』 六曲一双 H170×W363cm×2

そしてこちらの屏風は緑と赤のコントラストが鮮烈な作品で、日本の装飾美に挑戦されています。

では、ぐ~んとズームしてみますと…


 
芥子の花弁はまるでヴェルベットの感触を思い起こします・・・

そして、さらに・・・



先生の遊び心や生命力を表現されています。

他にもミツバチが気持ち良さそうに飛んでいたり・・・後は、画廊にお越しいただいて皆様の目で確かめてみてくださいね~。

屏風はいずれも昭和初期のものだそう・・・先生ご自身が見つけてこられたそうです。


6『月夜 牡丹考』

こちらの作品は月明かりが左上から差し込み、牡丹の花を照らしている様子を描いていらっしゃいます。
モノクロームの色合いが新鮮で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

こちらもズームしてご覧くださいませ・・・



画面の花びらに絵具を流し込む際には、血・命を流し込むような気持ちで描かれるそうで、その崇高な気持ちが作品を通じて、先生のメッセージとして伝わってきます。


4『雪都波喜』 56×181(姫屏風)

こちらの作品は屏風を額装して制作されています。

しんしんと降る雪が静かに都波喜の上に舞い落ちる景色が描かれています。
平面ながらも鮮やかな美を生み出す琳派の造形を再確認する逸品ですね・・・


18『朱頂蘭』12M

こちらの作品は大阪店のために描き下ろしていただいた作品です。

先生…大阪のお客様を意識されたのでしょうか。(笑)
パワフルで情熱的で、強い生命力を感じさせる作品ですね~♪♪


サブタイトルにある『拈華』とは、釈迦が大勢の弟子を説法をしている最中に華を拈(ひ)ねるがその意図を長老の摩訶迦葉(まかかしょう)のみが理解し、微笑したという故事″拈華微笑”(ねんげびしょう)から取られました。

華の彩りの中に美しさも醜さも併せ持つ「生きる」という行為の一瞬を煌きを不立文字、言葉以上の響きで表現せしめる岩田壮平先生の世界観、是非ご高覧くださいませ。

皆様のご来廊を心よりお待ちしております。


<略歴>
1978年 名古屋市に生まれる
1981年 華道池坊入門(’95まで)
1998年 臥龍桜日本画大賞展(’05)
1999年 日春展 以後毎年出品
2000年 金沢美術工芸大学絵画専攻日本画卒業 卒業制作大学買上
2001年 日展 以後毎年出品
2002年 同大学大学院美術工芸研究科絵画専攻日本画修了
2004年 金沢美術工芸大学卒6人展遇禺展(佐藤美術館/新宿)
2005年 第37回 日展 特選受賞
2007年 「日展日本画小品展」(いよてつ高島屋/四国’08’09)
2008年 第7回 菅楯彦大賞展 大賞受賞
第4回 東山魁夷記念日経日本画大賞展 入選
2009年 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展
第1回 絹谷幸二賞 推挙
「美の予感2010‐新たなる平面のカオスへ-」(高島屋日本橋・大阪・京都・横浜・
名古屋・新宿)
2011年 「グループ ホライゾン」(日本橋高島屋)
「トップランナー・若き日本画の力」(高崎市タワー美術館)
2012年 第5回 東山魁夷記念日経日本画大賞展
アートフェア東京2012(東京国際フォーラム’13)
「タカシマヤのばらアートセッション」(高島屋日本橋・横浜・京都・大阪・新宿)
2013年 「グループホライゾン」(高島屋日本橋・京都)
2015年 「グループホライゾン」(髙島屋日本橋)
第6回東山魁夷日経日本画大賞展 大賞受賞(上野の森美術館)
2016年 個展「岩田壮平日本画展」~野馬荘(やばそう)」という名の画室より~」(佐藤美術館/新宿)
2017年 「グループホライゾン」(髙島屋日本橋・横浜・大阪)
「日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線」(巡回 岡山県新見市・佐賀県唐津市・広島県呉市・愛媛県八幡浜市)
上野アーティストプロジェクト「現代の写実ー映像を超えて」(東京都美術館)

現在 日展会員 武蔵野美術大学准教授

岩田壮平展  拈華
2018年10月31日(水)~11月6日(火)
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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