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伊豆蔵 幸治 作陶展 開催中です!!

2018.12.22
こんにちは、美ギナー おもち です♫

ようやく冬らしく寒くなったなあと思いきや、あっという間に年の瀬となりました~
(毎年ついつい言ってしまうのですが)月日の流れは本当にあっという間ですね

さて、現在開催中の「伊豆蔵 幸治 作陶展」
をご案内いたします!

伊豆蔵先生は、武士の魂が宿った高い精神性を持つ古九谷に魅了され、色絵を制作されています。

四季の花々や、生き生きとした野鳥たちが画廊を彩っています♪
「生き物を表現するために」観察することをとても大切にされていて、
本や写真では捉えきれないものを作品にされています。
 

そして、使用する和絵具の色は100色以上!
表現したいものに合わせて作っているうちに増えたそうです。
  

「色絵インコ図陶板画」

 

美ギナーが作品についてのお話をうかがい、
もっとも伊豆蔵先生の感性が現れている作品だと思ったのが、こちらです!

インコは別名で「ラブバード」と呼ばれ、とても頭の良い鳥だそうです。
作品には、恋人か、はたまたお友達とお話をするように、
鳥かごの中の二羽の鳥がとても仲睦まじい様が表現されています。
 
右の緑色のインコは、現在先生がご自宅でとても可愛がっている子だそうです。
毎日、朝夕には部屋の中で放してあげるそうですが、気がすむと自分で鳥かごに戻ってくるんだとか!

出してほしいときには先生にわかるように合図を送り、
肩に乗って遊んできたり、
話しかけると理解しているように感じるほど。
それも、日頃愛情深く接しているからこそ、ですね!


そして、色絵ならではの見どころが…

 

この貫入の美しさ!
「これがないと、ぺったりとしたつまらないものになってしまう」と、九谷の強みを力説してくださいました。


「色絵目白図陶板画」

雪が降ったある日、真っ白な雪に綺麗な緑の葉っぱ???を見つけ近寄ると…
ガラスにぶつかって気絶した目白を見つけた先生!


このままでは雪の中で死んでしまうと思い、数日間保護してあげたそうです。
目白は熟れた果物が好物なので、近所で分けていただいた柿の実をあげたりとどうにか命を繋いだそうです。

「飼うことは法律で禁止されているので、元気になれば放しましたが、
その機会にたくさん写真を撮ったりスケッチをしました」
と、今まで文鳥やインコなどの小鳥を飼っていたからこそのエピソードです!
 

 

「色絵緑陰 鷺木菟 飾皿」
 

 

「青手野葡萄栗鼠図角皿」

 

モチーフとなる動物は、ふれあえる場があれば積極的に出向くように心がけていらっしゃるそうです。
「リスが肩にのぼってくるときに、おろしたてのニットを引っ掛けられてしまって…」と、とても嬉しそうな先生♫

先ほどのエピソードも相まって、動物たちが懐いている姿が浮かびますね!

 

そして、とても丁寧に描写された季節の植物もぜひご注目ください!

 

「色絵パンジー図陶板画」


「色絵薊蛍袋野草図香器」

多くの作品で身近な植物を取り上げていらっしゃいます。
それには、奥様の影響もあるそうです***
お庭仕事がご趣味の奥様は、季節ごとにさまざまなお花を植えているそうです。
例えばパンジーは、奥様が大切にお世話されているもの。

必要に応じてスケッチに出かけるそうですが

「花よりも、鳥などの生き物はもっと難しい!」
と仰っていました。

伊豆蔵先生の作品には、生き物に敬意を払っているからこその、優しい眼差しが表れています。

細部まで丁寧に描かれた作品たちを、ぜひ画廊でご覧ください。
 

<略 歴>
1952年 石川県加賀市山代温泉に生まれる
1975年 父に師事
1988年 日本新工芸展 「早春賦」方器 初入選 第10回記念賞受賞
1990年 日本新工芸展 「秋宴」八角鉢 外務省買上げ
1991年 日展 「百合図」方器 初入選 以後入選
色絵「加賀の野」大皿 加賀市菅生石部神社奉納
1992年 日本新工芸展 「あやめ図」方器 NHK会長賞受賞
色絵「あやめ図」茶盌 伊勢神宮奉納
2004年 日本新工芸展 「緑韻」方器 外務省買上げ
2006年 日本新工芸展 審査員就任 (同’10、’12、’14年)
2007年 高島屋大阪店にて 個展開催
2010年 日本新工芸展 「蓮池弧映」台器 会員佳作賞受賞
2011年 日本新工芸石川会展 「初夏」台器 石川県知事賞受賞
2012年 日本新工芸展 「絆」台器 会員佳作賞受賞
色絵「紅葉図」茶盌 伊勢神宮奉納
高島屋大阪店にて個展開催
2013年 加賀市蘇梁館にて還暦記念展開催
2014年 日本新工芸展 「厳冬に立つ」 箱根彫刻の森美術館賞受賞
2018年         髙島屋大阪店にて個展開催

現在 日展会友、日本新工芸家連盟会員、
石川県美術文化協会会友、石川県陶芸協会理事
主な個展開催地 髙島屋(高崎・京都・横浜・岡山・米子)、ジェイアール名古屋タカシマヤ

伊豆蔵 幸治 作陶展
2018年12月19日(水)→25日(火)
※最終日は午後4時閉場

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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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