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漆芸 七代 金城一国斎展 開催中☆

2019.02.13
皆さんこんにちは♪

今週の画廊は『漆芸七代金城一国斎展』を開催いたしております!

初代金城一国斎は、尾張徳川藩で時代蒔絵を得意とし、二代一国斎が諸国を巡り現在の広島に移られたそうです。
その道中、大阪に住み蒔絵をしていたとも伝えられております。
その大阪での初個展!さっそく作品のご紹介をいたします。


【切金螺鈿香合「青麦」】
こちらの作品は、第65回日本伝統工芸展にて朝日新聞社賞を受賞されました記念に制作された香合です。

先生の「切金」は金箔を切ってほどこすのではなく、0.12ミリの厚みを持つ板状の金を切り、木地に貼り付けていきます。
そして、表面がフラットになるまで漆を7層塗り重ね、最後は切金のほどこしをも覆われてしまいます。
仕上げに切金が姿を現すまで、丁寧に漆を研ぎ出し制作されるそうです。

受賞作品はこちら(作品は展示しておりません)↓↓↓



代々受け継いでいらっしゃる技法である「高盛絵」
「とのこ」
と「漆」
を調合し、蒔絵をほどこされています。蒔絵に厚みが出て迫力が感じられます☆


【高盛絵香合「向蜻蛉」】【高盛絵香合「鶏声」】

「向蜻蛉」は初代一国斎のデザインだそうです。大きな目で存在感のある蜻蛉です☆
「鶏声」の作品は網代の表面に高盛絵で鶏がほどこされています。鶏の鳴き声は、一日の始まり、年の始まりと新しい始まりを意味するとお話下さいました。


【卵殻彫漆箱「波動」】
こちらの作品の白い線の部分は、切金の金板ではなく、卵の殻を砕き四角に割れたパーツを集め大きさも選別し、作品にのせて模様とされています写真で見ると作品が波打ってるように見えますが、実際は表面はフラットなんです!!

先生は作品を制作される時、実際よりも大きく、広がりを感じるような仕上がりを心がけているとおっしゃいます。
確かに先生の作品を見ていると、伸びやかで動きを感じ、まわりの空気感をも作品の一部になったように感じます☆


【切金箱「涼風柳舞」】
そよそよと吹いている風を感じます♪
それにしても膨大な数の切金・・・・・パーツを準備するだけでも大変お手間のかかる事では・・・と想像してしまいました。



【漆額「水辺」】

【堆漆装身具「照葉」】
こちらはブローチにも帯止めにもなる作品です。約5ミリほどの厚みがあるのですが、木地を使用せず漆を塗り重ねる工程を繰り返し、繰り返し厚みをもたせるまで・・・・約200日の制作期間!


【蒔絵ワイングラス】
そして、ガラスにも蒔絵をほどこしていらっしゃいます☆
代々続く技法の「高盛絵」は時代を超えて、現代の生活にも彩りをそえていらっしゃいます♪

会場には、まだまだ見所がたくさんの作品が展示されております。ぜひ、ご来廊くださいませ☆


漆芸七代金城一国斎展

2019年2月13日(水)~2月19日(火)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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