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髙波壮太郎展 ーAmbivalenceー、開催中です~♪♪

2019.03.03

皆さま、こんにちは~♪♪ 美ギナーです。




毎年、春の季節と共に開催される髙波壮太郎展、髙島屋では各店にて開催され特に大阪店では1990年以来連続30回を迎える記念展となります。

先生は昨年(2018年)無彩色の作品やコラージュを発表され、新しい境地を開拓されました。

今展では、その新しい世界を追求した静けさ、ノスタルジックな穏やかさと、依然継続して作家の作品に根幹をなす野性味あふれる激しさの両極の世界を展開していただきました。

では、早速、作品の一部をご紹介させていただきます~♪


27.『THE BEGINNING OF SPACE (神々の開闢)』 部分72.7×455cm

画廊正面にど~んと展示していますこちらの作品、実は30枚に及ぶ大作ですが、今回はその中から先生が特にお気に入りの5枚をご出品いただきました。

交友関係の広い先生ですが、1984年ロサンゼルスオリンピック男子レスリングフリースタイル57キロ級金メダリストである富山英明氏とは親友でもあり《年下のお兄さん》というような存在だそうです。

その富山氏が所有される西伊豆安良里(あらり)の別荘には年に4回は行かれるそう・・・
別荘では、アクティブにスポーツをされる富山氏とは対照に先生は専ら散歩をされています。(笑)

ある時富山氏から「シュノーケリングは簡単だからやってみようよ!」と言われ、初めてシュノーケリングに挑戦されました。
50センチから1メートルくらいの浅瀬ではありましたが、先生がそこで見た海の底の変化に大変驚かれたそう・・・
その驚きを岩礁や貝、珊瑚、ヒトデを抽象的に、そして海の中に潜む「力強さ」を黒の単色で描くことで表現されました。

先生の作品の中でモノクロームの作品を始めて拝見した美ギナーは、
「先生、何故、モノクロームなのですか?」との質問に「海をモチーフに制作しましたが、海を宇宙に捉えて、宇宙をイメージして描きましたので黒一色で描きました。」と軽快にお答えいただきました。

そして、スピード感を持って一気に描きあげられたそうです・・・


33.『野の花』15P

今展の新たなテーマである『野の花』シリーズ・・・

タンポポみたいな、黄色い花が終わると丸く白い綿のような実をつける・・・一つの茎にたくさんの黄色い花を咲かせる植物・・・先生はタンポポもどきと仰っています。

先生は散歩の途中にコンクリートの割れ目から力強く咲いているこの野の花を見つけると、その自然の強さに驚かされるそうです。
逞しく咲く野の花を見ていると自分もそうなれたら良いと穏やかな笑顔でお話される先生です。

作品の白い部分は綿花、黄色い部分はタンポポ・・・そして黄色い花が埋もれてしまうように背景にはびっしりと葉が描かれており、そこには先生の発する強いエネルギーをびんびん感じる美ギナーです。


22.『青春譜』 12F

「若い頃は沢山の恋をしました。」と先生は仰います。
自分がどんな人間なのか分からないから沢山の出逢いの中で、沢山の女性と恋愛をされたそう。

「恋をすると現実がどんどん綺麗に見えてくる・・・日常の何気ない風景の中にも新鮮さを感じてしまいます。」と懐かしそうにお話されます。
(確かに、美ギナーにもそんな感覚がかすかに記憶の片隅に残っているかも・・・汗)

こちらの作品には沢山のカップルが描かれています。
人間だけでなく、動物も・・・

先生は描いているうちに「こういうものを絵にしろ!!」と言う天の啓示を感じるそうです。
自分の中にないものは画面の中に感じない・・・そして次から次へと見えてくるものがあるのです。

シャガールの作品を彷彿させる作品ですね。



38.『La vie en rose』3F

「絵は変わっていかないといけない。」と先生は仰います。
「発見がないといけない、制作意欲は宇宙からのつぶやきでもあるのです。」とも・・・

こちらの鮮やかなピンク色の花も今回の展覧会でチャレンジされました。

可憐な中にも強さを感じる作品・・・美ギナー、お気に入りの逸品です。


37.『Fall in Love』 (コラージュ) 70×68cm

こちらの作品も今回、新たにチャレンジされたコラージュの作品です。

作品の中央には恋に落ちたカップルが情熱的に抱き合い、木の周りには様々な動物達が2人を見守っています。

そして、作品の左上と右下にが悪魔が、右上と左下には天使が描かれており、曼荼羅のように座って拝んでいる人達も描かれています。

画廊にはこちらの作品以外にも楽しいコラージュ作品を展覧しておりますので、是非、画廊でご覧くださいませ~♪♪


8.『百合の花』 3F

青春の残り香を探しているこちらの作品・・・
百合の花の蜜を蝶が美味しそうに吸っているのでしょうか。

「青春時代の自分が求めていたものを描いてみました。」と先生は仰います。

副題の《Ambivalence》とは相反するものを表現するという意味で名づけました。

《静と動》、《激しい感情と過去を懐かしむように穏やかな気持ち》の両方の世界観をひとりの作家が表現した
今回の髙波壮太郎展・・・

皆さまも是非、画廊に足をお運びいただき、髙波作品の世界観をご堪能くださいませ。
皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。

そして、今回の展覧会は巡回として以下の日程にて開催致します。

京都展 2019年3月13日(水)→3月19日(水)
6階 美術画廊

横浜展 2019年4月17日(水)→4月23日(火)
7階 美術画廊

岡山展 2019年5月1日(水)→5月7日(火)
7階 美術画廊

米子展 2019年6月12日(水)→6月18日(火)
4階 美術サロン

新宿展2019年10月16日(水)→10月28日(月)
10階 美術画廊

※新宿展はコラージュ作品中心の展開を予定しております。
※最終日は午後4時閉場、但し岡山・米子展は午後3時閉場


<略歴>
1949年‐東京に生まれる
1973年‐多摩美術大学油彩科卒業。在学中に中本達也氏に師事
1986年‐フランセーズコレクションより東京、パリにて版画集「Nature」を同時発売
1989年‐エスパースジャポン(パリ)にて個展を開催
1990年~髙島屋大阪店にて個展以後毎年開催
1992年‐髙島屋横浜店にて個展開催('94・'96・'99・'01・'03・'05・'07・'09・'11・'13・'15・'17)
1996年‐髙島屋岡山店、髙島屋米子店にて個展開催('98・'00・'02・'04・'06・'08・'09・'17)
1998年‐髙島屋日本橋店にて個展開催('00・'02・'03・'07・'09・'11・'13・'15・'18)
2001年‐髙島屋高崎店にて個展開催('03・'06・'08・'10)
2004年‐ルーブル美術館で販売される本「猿俳句12選」の原画展を
ギャラリー・ラ・リューシュ(麻布)にて開催
吉井画廊(パリ)にて「猿俳句12選」の原画展開催
RMN(Reunion des Musees Nationaux ARLYSフランス国立美術館連合)より「猿俳句12選」出版
2009年-髙島屋新宿店にて個展開催('11・'14・'17)
2010年‐笹川平和財団より「THE BEGINNING OF SPACE」中東に向けて刊行
横綱白鵬関の化粧まわしの下絵制作
2014年‐銀座吉井画廊本館、サロンにて同時個展開催
2017年-髙島屋京都店にて個展開催
2019年-銀座吉井画廊よりLA(ロサンゼルス)アートフェアにて個展


髙波壮太郎展
-Ambivalenvce-
2019年2月27日(水)~3月5日(火)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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