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【開催中】秋山隆木彫展

2019.03.10
皆様こんにちは、ヒカルです。今週のギャラリーNEXTは木彫作家、秋山隆先生の個展を開催しています。

まずは画廊NEXTの中央で存在感を放つこちらの作品「雲日和」



大空に浮かぶ雲の形から、大海を自由自在に泳ぐ鯨を想起し作られた作品です。
足元のトランクに垂直そびえ立つ鯨のフォルム、その鯨の眼差しは人間の瞳のようにも見え、未来に向かって旅立つ力強さ、清々しさを感じます。

 
次にこちらの作品です。ご案内状にも掲載されているウサギさん。

タイトルは「暖かい雲を纏う」。首元に巻いた雲は暖かでウサギの愛らしさや物思う表情を引き立ててくれています。



近年、先生の作品には「雲」をモチーフとしたものが多く発表されています。自然豊かな広島で制作活動される中で、自然の雄大さやモチーフの物語性を広げるのに、雲をエッセンスとして作品に加えることで表現しておられます。


 

こちらの作品はタイトル「Highway」。水牛の立派な角を高速道路に見立てて、カラフルな車両の隊列、そしてその隊列をギョロリと睨みニヤリと口元に笑みをたたえる水牛の表情が何ともいえません。

可愛らしい車両の隊列は、先生が幼いご子息との日常から思いつかれたデザインだそうです。

 

 

「雲に乗りたい」
こちらの作品ですが、アクリル絵具での着色作品が多い中で、唯一の無垢の作品です。楠の美しい正目を生かされたこちらの作品は、無着色だからこそ、羊の毛の暖かさやモコモコ感がリアルに伝わってきます。
私のお気に入り作品のひとつです。

 

「不動の山」シルバーホワイトの美しい狼が横たわる様。堂々とした神聖な佇まいに圧倒されます。


 

「今宵の月」猪の体が、月の光に照らされて波打つ毛が金色にキラキラと輝いています。

 

 

こちらの作品は「静寂」

スマホの上になんと蝉の抜け殻が・・。

スマホと蝉・・デジタルな物質と自然界の物言わぬ物質。スマホをオフにした時の静寂なフェードアウト感と蝉のジーという鳴き声をリンクされているようです。先生曰く「スマホが世の中に出るまでたくさんの年月をかけて登場したというところも幼虫から蝉になるまでの長い年月と似ていませんか」・・と。


会場は、楠などの心癒される木彫の香りにつつまれています。
リアルな質感、もの言いたげな動物たちの眼差し、ユーモラスな表情など木彫作品の魅力満載の
秋山隆木彫展へ是非、ご来廊くださいませ。

【会場作品ご紹介】
 
「海の風」


「夜が月を連れてくる」


「月あかり」



「風の音」


「月白」



「風待ち」



「溢れる好奇心」


点前「雫ー銀」、奥「雫ー金」



「滴」


「最良の選択」



 
<略歴>
1975年 広島生まれ
1998年 第83回二科展入選(99回展まで毎年出品)
2000年 広島市立大学大学院芸術学研究科修了
2005年 第40回昭和会展 招待出品(銀座日動画廊)
2012年 「いのちの気配」藳谷実+秋山隆(広島市立大学芸術資料館)
2013年 彫刻の五・七・五(7月沖縄県芸術大学芸術史料館・9月宮城県立美術館県民ギャラリー)
2014年 有望彫刻家の未来図ーそれぞれの素材とかたち展
(広島 福屋八丁掘美術画廊)
広島安芸高田市 八千代の丘美術館 第13期入館
2015年 秋山隆・合田のぞむ木彫展 (高島屋日本橋店)
2016年 秋山隆木彫展(高島屋大阪店・岐阜店)
2017年 秋山隆木彫展(天満屋広島アルパーク店・広島八丁堀)
2018年 秋山隆木彫展(高島屋日本橋店)

秋山 隆 木彫展
2019年3月6日(水)→19日(火)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊・ギャラリーNEXT
直通電話 06−6631−6382
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