TAKASHIMAYA BLOG大阪タカシマヤ

【山中辰次作陶展】はじまりました☆

2019.03.19
皆さん、こんにちは☆

今週の画廊は、『山中辰次作陶展』を開催いたしております☆

中国の宋代の焼物に魅せられ、白磁・青白磁・青磁に取り組み、日本最古の道であります『山の辺の道』の一角に窯を築いて作陶されていらっしゃいます♪

先生の作品は、轆轤成形の後、彫を施し、その上から釉薬を掛けることにより、釉薬の厚い所と薄い所をつくり、色の濃淡を出す(青い影に見える)ことで影青(いんちん)と呼ばれる技法を使って作品を制作していらっしゃいます。


【青瓷白暈し花文香炉】
静寂な印象の青瓷に柔らかな花が浮き彫りされた作品です。画像では伝わりづらいのですが、釉薬の青の自然なグラデーションがあり、花模様の存在をさらに華やかに表現されています♪



【青白瓷渦文大鉢】
直径約50cmの大鉢です!壮大な影青の紋様が作品いっぱいに感じられます☆


【青瓷白暈し楕円丸文壷】
今回の展覧会で気になる○の文様☆
以前より丸文は制作されていたそうなのですが、丸文の表現を線でなく、面を強調し迫力を出つつ、繊細さも表現したいと思われ試行錯誤の日々を送られたそうです。
そんな毎日を送る中、日本画家・横山大観先生の作品を鑑賞されていた時!横山大観先生の朦朧体の表現が、山中先生の悩みを解消する大きなきっかけになったそうです☆線・面・暈しのバランスが山中先生の中にある理想と一致し、制作が進んだそうです。

そんな影響をうけた横山大観先生の展覧会が、時同じくして髙島屋大阪店7階グランドホールにて開催中です【4月1日(月)まで。最終日は午後5時閉場】




【青瓷白暈し花入れ】



【青瓷白暈し花入れ】

山中先生は、
『蛇口からのひとしずくの水、反復する事によりやがては、大きな水溜りとなる。青瓷作品の制作が日々こうありたいと願っています』
とお話くださいました。
是非ご来廊くださいませ。お待ちいたしております♪

<略 歴>
1952年 奈良県天理市に生まれる
1982年 第11回日本工芸会近畿展初入選(以後入選多数)
1985年 朝日陶芸展初入選(以後、4回入選)
1989年 第10回日本陶芸展入選(以後、6回入選)
1990年 使ってみたい北の菓子器展優秀賞受賞
1993年 大阪高島屋個展(以降、隔年) 日本工芸会正会員に認定される
2005年 岡山高島屋個展(以後、'07、'09、'11)
2006年 第35回日本工芸会近畿展近畿支部長賞受賞
2007年 米子高島屋個展(以後、'10、'12)
2010年 第39回日本工芸会近畿展日本工芸会賞受賞
2013年 ジェイアール名古屋タカシマヤ個展
2014年 第43回日本工芸会近畿展の監査委員を務める
2015年 第44回日本伝統工芸近畿展日本経済新聞社賞受賞
現在・日本工芸会正会員


山中 辰次 作陶展
2019年3月20日(水)→3月26日(火)
最終日は午後4時閉場
☆=====☆☆=====☆☆=====☆
大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
☆=====☆☆=====☆☆=====☆


ページトップへ