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【開催中】美の予感2019 ―∞directions―

2019.03.28
柔らかな春の日差しが心地よい季節になりました。
皆様こんにちは。ヒカルです。
お待たせいたしました!「美の予感2019  ―∞directions―」が始まりました。
今日のブログは、先日ご来廊いただきました浅井康宏先生にお伺いしましたお話をご紹介いたします。


■浅井康宏 先生
こちらの作品「蒔絵螺鈿六角香合 雫」は「雫」に見立てた小さな水晶玉が水面に落ち、美しい波紋を描きそこに舞い踊る蝶々を表現した作品です。

蒔絵螺鈿六角香合 雫

美しい波紋の緑色は日本産の「鮑」の緑色の部分だけを使用、制作には約1年かかったそうです。

 

次にこちらのふたつの「金彩螺鈿平棗」は一日の午前と午後の移りゆく時間を「光」を通して表現した作品です。


放射状に美しい金色のグラデーションと白蝶貝とピンク色の蝶貝がリズミカルに配されている作品は、タイトル「金彩螺鈿平棗 午前6時」。午前中の包み込むような柔らかな太陽の光を表現しておられます。
白蝶貝のピンクの色だけを選んだ大変貴重な素材だそうです。


一方「金彩螺鈿平棗 午後6時」は夕方から夜へと時間の経過を棗の蓋の漆黒の色とその縁を細かな金蒔絵で表現。夜を照らす人工的な光を幾何学的な文様で描いておられます。蓋の部分のロイヤルブルーの螺鈿は、ニュージーランド産のアワビの稀少な部位のみを使っておられます。

白蝶貝のピンクの色だけを選んだ大変貴重な素材だそうです。


 「蒔絵螺鈿飾箱 ふりそそぐ青い光」

側面に美しく表現された藤の花が印象的なこちらの作品。
先生にお伺いすると、藤棚を眺めていると、藤棚に降り注ぐ太陽の光が青く見えたり、たわわに咲誇る藤の花びらが煌いて見える様、雨に濡れそぼり濃く色づく藤の花など、美しい佇まいを飾箱に表現したいと挑戦された作品です。
息を呑むくらいの精巧な美しさ、その神聖な作品の佇まいに、来廊される多くのお客様が足を止めて見入っておられます。

材料に徹底してこだわり、一途に制作に取り組まれている先生は、時に一日8時間も作品に向き合われるそうです。先生に「お疲れになりませんか?」と伺ったところ、「無心になって作品に向き合っているので、苦になりません。楽しいのです。」とのこと。観る者の心をとらえる先生の作品の原点がここに在ります。




今展は、陶・漆・ガラス・金属など異なる素材をコンセプトに、21世紀の美術を牽引する注目の若手作家の秀作を一堂にご覧いただけます。

他の7名の先生方の作品の展示風景をご紹介いたします。

■佐々木類先生






■染谷聡先生







■髙橋賢悟先生





■丹羽シゲユキ先生





■津守愛香先生





■前田恭兵先生





■山本優美先生





麗らかなお出かけ日和のこの季節、是非、高島屋大阪店美術画廊「美の予感2019 ―∞directions―」の会場へご来廊くださいませ。


〈出品作家〉
浅井 康宏(漆)
佐々木 類(ガラス)
染谷 聡(漆)
髙橋 賢悟(鋳金)
丹羽シゲユキ(陶)
津守 愛香(陶)
前田 恭兵(七宝)
山本 優美(陶)

(敬称略・50音順)


 美の予感2019  ―∞directions―
2019年3月27日(水)~4月2日(火)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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