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豊住和廣作陶展

2019.05.04
皆さん、こんにちは♪
いよいよ『令和』の時代がスタートしました!

今週の画廊では、奈良時代・飛鳥時代の空気感を作品に散りばめられられた、豊住和廣先生の作陶展を開催いたしております♪

興福寺を遊びの場所として成長された豊住先生。東大寺もお近くで、仏像や五重の塔などを日常に見てすごされていたそうです。もちろん歴史についても身近に知ることのできる環境で、それが特別な事と思ってはいなかったそうですが、作品を制作する中で、何かテーマになるもの・・・とお考えになったとき、生まれ育った奈良の歴史を、時代ごとに先生なりに表現することができるのでは。と、取り組むことになったそうです。
その時代の空気感を豊住先生の感じた形となった作品をご紹介いたします♪


【粉泥古彩器「天平の華」】
天平時代の空気感を表現されたシリーズ。優しいピンク色が特徴的です。こちらは蓮の花より連想されたそうです。
現代に制作された作品ですが、まるで発掘された土器のような風合いも感じられます。


【粉泥古彩器「天平の華」】
こちらの作品は隣り合う色が混ざり合わないように、何度も何度もマスキングをしながら制作されたそうです。
隣り合う色・組み合わされた形は絶妙に支えあい一体感を感じます☆



【黒泥印文飾り香炉「あすかの宙」】
こちらの作品は、万葉集の柿本人麻呂の歌をイメージして制作されました。
新元号も万葉集を参考にされたと聞いて、びっくり!
先生の『あすかの宙』シリーズはもう少し前より制作されていたので、本当に偶然だったそうです。

歌から豊住先生が連想された光景を、形にされるなんて、とてもロマンチック♪星にかこまれた月が美しく輝いています。
歌から連想される風景はきっと人それぞれ。『作品も、観て頂く方それぞれに感じていただければ』とお話されていました。
作品を観ていると、宇宙に広がる大きな空間が感じられました♪


こちらの歌が作品のイメージにつながりました。豊住先生直筆です!優しいタッチの文字にお客様の顔がほころんでました☆



【黒泥印文金彩飾り香炉「あすかの宙」】
金色の月のモチーフが付いた香炉。舟の形にも見えるような・・・先生にうかがいますと、こちらも何かの形というよりは、空気の流れのようなイメージが形となっているそうです。

【黒泥白化粧「あすかの宙」】

『天平シリーズ』と『あすかシリーズ』が画廊の中で交差し、ゆったりとした時間が流れているようで、とても心地良い空間です♪連休もあとわずか、となりました。ぜひご来廊くださいませ!おまちしております♪



【略歴】
1947年・奈良市に生まれる
1970年・大阪芸術大学芸術学部デザイン学科を卒業する
1972年・フランス国立パリ工芸美術大学陶芸科へ留学3年間修了
1976年・5年間の在仏を経て帰国
1982年・王母窯を開窯する
1987年・第34回「日本伝統工芸展」に初入選(以後も出品、入選重ねる)
1989年・第10回「日本陶芸展」に初入選(以後も出品、入選重ねる)
1990年・第19回「日本伝統工芸近畿展」に於いて奈良県教育委員会教育長賞受賞
1992年・日本工芸会正会員に認定される
2002年・第31回「日本伝統工芸近畿展」に於いて日本経済新聞社賞受賞
2005年・髙島屋大阪店にて第1回個展(以後も開催)
2008年・第37回「日本伝統工芸近畿展」にて鑑査委員を務める
2015年・ジェイアール名古屋タカシマヤにて第1回個展(以後2018年開催)
2018年・元興寺創建1300年記念に奉納する

現在・日本工芸会正会員・奈良市美術家協会会員

豊住和廣作陶展
2019年
5月1日(水)→7日(火)
最終日は午後4時閉場。

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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話06−6631−6382
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