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【初個展】御所人形師☆伊東庄五郎展

2019.11.08
皆さん、こんにちは♪
シゲッキー!です。

今週の画廊は、初個展!御所人形師・伊東庄五郎展を開催いたしております!

御所人形師・伊東庄五郎展
2019年11月6日(水)→11月12日(火)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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【木彫御所人形「大志」】

まずは、伊東家の由来のお話・・・
江戸時代初期より「桝屋庄五郎」の屋号で薬種商を営む家筋でしたが、享保年間(1716~36)当時の当主が人形師として身を立て、「御人形細工師・初代桝屋庄五郎」を名乗りました。
その後、明和四年(1767)には三代庄五郎が後桜町天皇より宮廷出入りの御所人形師として
「有職御人形司伊東久重」の名を拝領。
これより今日まで当主は代々「久重」を名乗る習いとなっています。

そして、2019年・久重十三世嗣として後嗣名「庄五郎」を襲名されました!


【木彫御所人形「蓬莱」】
現在も皇室での、ご成婚や、ご出産など、お慶びの際にはご依頼を受け、
お人形をおさめられている伊東家。
美智子上皇后様は、お出かけの際には、お人形の頭を優しくなでて行かれるなどのエピソードなどもあり、愛される存在なんですね。

なんとも愛らしい姿は3頭身のバランスと、豊かさの象徴のふくよかな体格。
昔は5頭身の時もあったそうですが、時代によって愛らしさのバランスが違うようで変化に対応されているそうです。


【木彫御所人形「大望」】

お人形の姿に桐の木を彫り、胡粉を何層にも掛け磨いていきます。
優しく息をかけて磨くことで艶々のお肌がうまれます♪とお話くださいました。
印象を大きく左右するお顔ですが、目のくぼみ、鼻の高さ、口の位置などは、木彫の段階で決まっており、描くことで調節できるわけではないそうです☆
また、伊東家で制作された、どの時代の人形も「修復」できることは、伝統の制作技法を継承されている大きな強みであります。



【立雛】
こちらは、しっとりとした雰囲気のお雛様。
大人の女性が、ご自身の為にと選ばれていかれることが多いそうです。素敵ですよね~♪
お顔は庄五郎先生、そしてお着物部分は奥様が制作されています。
庄五郎先生の近くで制作をご覧になっている奥様が、その思いを感じ、着物をつくり、着せることで、お人形の魅力を最大に引き出すことができるんですね!



こちらは、庄五郎先生が現代の住宅事情を考慮して額に雛人形を納められた作品です。
置く場所・ほこりなどの心配事がクリアされました!
洋室などの空間にもマッチします♪


【ちびたま】




伝統を引き継ぎながら、必要な改革をされている先生。今後も新しい発想のお人形に出会えそうです。

ぜひ、ご来廊下さいませ。お待ちしております♪




<略歴>
1971年・有職御人形司伊東家の長男として京都に生まれる。幼名・建一

大学卒業後、父十二世久重のもと御所人形師の道に入る

2010年・和光にて初個展「伊東建一御所人形展」を開催
2014年・髙島屋京都店美術画廊にて「十二世伊東久重・建一展」を開催
ジェイアール名古屋タカシマヤ美術画廊にて「伊東建一御所人形展」を開催
2019年・久重十三世嗣として後嗣名「庄五郎」を襲名






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