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令和に初めて迎える春【林美木子展】開催中

2020.01.05
皆様、新年明けましておめでとうございます♪
シゲッキー!です。

今年も、画廊の展覧会の魅力を、先生のこぼれ話も交えつつお伝えしてまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします!

さて、新春を飾っていただきましたのは、有職彩色絵師でいらっしゃいます林美木子先生です☆


【やまと繒 林美木子展】
2020年1月2日(木)→1月8日(水)
最終日は午後4時閉場
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大阪店6階西ゾーン 美術画廊
直通電話 06−6631−6382
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林美木子先生は、源氏物語の貝桶、貝覆、檜扇など平安の古より連綿と続く有職の作品を発表されています。
この作品に欠かせない仕事が『やまと繪』です。
みやこびとは、日々愛でるものや調度を『やまと繪』で彩り、自然や物語に心を遊ばせました。
今展はその『やまと繪』の展覧会です。


【子 見立て大黒】
美しい絵は、『読むもの』とされ、まだ字が読めなかった人が多い時代に、伝えるものとして描かれていたそうです。


こちらの作品は唐子十二支シリーズの干支頭『子』ですが、画面には『ねずみ』の姿は見当たりません・・・大黒様が描かれているこちらの作品は、大黒様のお使い(神使)とされていた『ねずみ』を連想し、読み解く楽しみが施されています。
前掛けには、おめでたい松竹梅が!


【寅 寅曳き】
こちらは「寅年」。毘沙門天のお使いとされる「寅」。唐子の前掛けは毘沙門亀甲の文様が描かれ、羽織には「寅といえば竹」と笹が描かれています。幾重にも意味のある組みあわせが、作品の中にさりげなく描かれています。

林先生にお話を聞きながら作品を拝見しますと、可愛く、美しい作品の中に、さらに日本文化の奥深さを知ることができました☆



【戌 御殿犬】


【有職雛】
先生の描かれるお顔は、スッキリとして本当のお雛様のお人形を見ているよう・・・
お人形のお顔を描く機会も多い先生ならではの表情です♪



【伊勢物語 東下り】
時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ
こちらの作品は、18.3×15.2cmと小さな画面なのですが、壮大な場面が描かれています。
お着物のお柄も繊細に施されています。
思わず顔を近づけて観てしまいました♪




【桃太郎】



新春のスタートにぴったりな雅な世界の読みときを、ぜひ、ご堪能くださいませ!
ご来廊、お待ちしております♪



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