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擬態化 現実/非現実 秋永 邦洋 展

2021.03.10
こんにちは♪
美ギナー おもち です。
髙島屋大阪店では2度目の開催となる秋永邦洋展をご案内させていただきます

漆黒の、骨格標本のような工芸作品が並んでいます。
会場に訪れた多くの方から「鉄ですか?」というご質問が。
陶芸の作品なんです、とご説明すると皆様驚かれます‼️

過去には抽象的な立体作品を制作されていたこともあるそうですが、
2012年ごろから現在の作風となったそうです。

等身大のドローイングを描き、パーツごとにデフォルメしたものをアウトラインを意識しながら図案化、
さらに型紙を起こして手びねりで成形→施釉→焼成→骨格の形に組み立てをされています。

装飾された骨格は、人間の欲望と儚さを表現しています。
さて、骨格を作品にしようと思った背景には、
2011年の東北大地震が大きく関わっているそうです。
大きく価値観が変わりつつあるいま、
「本質」が見えにくくなった現代を表そうという意図が込められています。

例えば、今まさに私たちが苦しめられているコロナ禍において
あまりにも沢山の情報が時には真逆の主義主張を持って語られたりしている現場があります。
スケルトンにすることで、そういった「中身」について作品を通して鑑賞者に訴えています。

2度目の個展となる今展では、初めて空想の動物たちが登場しました。
(全てを写真で掲載できていませんが、)画廊中央に神獣(もしくは霊獣とも)が4体並んでいます。
美ギナーおもち的には四神(玄武・朱雀・白虎・青龍)かな?と考えていたのですが、
大河で話題となった「麒麟」をはじめに制作、
四神の元となる亀、龍、鳳凰があとから作られて4体となったそうです。
もともとはシルクロード・中国由来の伝説を源流としているので、そもそもは同じものだそうです。

また、これまでは、実在する動物をデフォルメすることはあっても
現実離れしすぎることを避けるために、空想の生き物をモチーフにすることはなかったそうです。

しかしこのご時世柄。
人は有事の際には姿形のないものにすがろうとすることを実感し、
今だからこそ作れる作品を、と制作のきっかけとなりました。
それぞれが独自の解釈を加えた形となっています。

(ちなみに…興味本位でうかがったところ、アマビエは今のところ作られる予定はないそうです。)

それぞれのスケールと緻密な組み立てを、
ぜひ会場でじっくりとご覧ください✨



「擬態化(乾杯)」



「擬態化(鳳凰)」



「擬態化(亀)小」



秋永先生と「擬態化(龍)」

『お買上のご検討やお問い合わせなど、どうぞお気軽に美術画廊までご連絡ください。』

擬態化 現実/非現実
秋永 邦洋展
2021年3月3日(水)→3月16日(火)
※最終日は午後4時閉場
☆======☆☆======☆☆======☆
大阪店6階西ゾーン 美術画廊ギャラリーNEXT
直通電話 06−6631−6382
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<作家略歴>
1978 大阪に生まれる
2001 大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業

【個展 Solo Exhibitions】
2006 高島屋京都店美術工芸サロン/京都
2010 高島屋美術工芸サロン/京都
2016 「偽装/装飾」新宿高島屋店美術画廊/東京
2018 「擬態化」 大阪髙島屋ギャラリーNEXT/大阪
2019 「仮装」 新宿高島屋店美術画廊/東京

【グループ展 Group Exhibitions】
2011  「岡本太郎現代芸術賞」川崎市岡本太郎美術館/神奈川
2014 「Art Taipei」/台北(‘15)
2018 第13回パラミタ陶芸大賞展 パラミタミュージアム/三重

【パブリックコレクション Public Collection】
INAX世界のタイル館(常滑)
ファエンツァ国際陶芸美術館(イタリア)
滋賀県陶芸の森(滋賀)
新北市立鶯歌陶磁博物館(台湾)
兵庫陶芸美術館(兵庫)
ミネアポリス美術館(アメリカ)

 

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