TAKASHIMAYA BLOG大阪タカシマヤ

藤井 勘圿・蓮 親子展

2021.03.24
こんにちは♪
美ギナー おもち です

【祝祭 藤井勘圿・蓮 親子展】 のご案内です✨

勘圿先生のご次男でいらっしゃる蓮先生との親子展です。

藤井勘圿先生のご紹介から…
勘圿先生は1947年兵庫県に生まれ、山形県出身の文化功労者である小松均氏に師事されました。
そののち独自の画風を確立され、現在ではモチーフが異なる3つのシリーズを展開されています。

モチーフや画材のことなど、詳しいお話は前回(2018年)の個展のブログでもご覧いただけます!


今回もすべてのシリーズをご覧いただけるようになっておりますので、
順にご覧いただきましょう☆

・「マシラ」

「マシラシリーズ シラユキ」

「マシラ」とは、ニホンザルの古語だそうです。
いわたやまモンキーパークのお猿たちが神々しさをまとったような堂々とした姿は、とても美しく感動です。
題にシラユキとあるように、スケッチに通いつめて個体名の識別までできる先生の観察眼ならではです!


・「祝菜」

「葱の図」80.5×118cm

葱坊主が乗った、生命力あふれる出で立ちのネギは、
なんだか話し合い?ダンス?をしているような人の姿にも見えます。
(かなり余談ですが、このネギ坊主、花が咲く前に天ぷらにするととっても美味しいんです~
これだけ立派なネギ坊主…食いしん坊美ギナーには食欲がそそられる絵ですね~)

ちなみに、「祝菜」シリーズに描かれている野菜や花は、ご自宅の畑で栽培されているそうです。


・「心象人物」

「心象人物 櫻」


心象人物には、美ギナー的鑑賞のポイントがいくつかあります。
民俗的なぬくもり、健康的な人の形、余白を活かした構図
この3つが作り出す、素朴さや味わい深さを堪能していただきたい作品です。

和室はもちろん、コンクリートの打ちっぱなしにこちらの作品をかけると
和モダンの雰囲気も演出できると思います!








「菜の花」60×42cm

金箔を効果的に使い、赤い根の部分と地上に見える黄色い菜の花を描き分けていらっしゃいます。
画面からこぼれそうな花の部分の描写力はさることながら、
根を中心に描かれてることで色彩のバランスが整い、
黒い背景ながら、赤・緑・黄色の鮮やかさから芽吹きの季節、春の陽光も連想できます。






「ト半椿」60.0×42.0㎝
勘圿先生が使う画材は箔や墨、鉛筆、水彩、岩絵具など多岐にわたります。
色を乗せるだけでなく、引っ掻いた線で奥行きを出したり、
表現技法の視点だけでも何度みても新しい発見がある作品です。
ぜひお近くでご覧いただきたい作品です。





お次に、蓮先生のご紹介です。

藤井蓮先生は1979年に藤井勘圿先生の次男として生まれ、独学で貼り絵を展開されております。
もともと京都でお住まいでしたが、昨年お母様の故郷である山口県宇部に、移られました。
現在は自然豊かな宇部で暮らしながら制作をされています。

ユーモラスな生き物、生き生きとした野菜を主なモチーフに、独自の作風で人気を集めております。


「御化鶏頭」71.3×37.0㎝
あまりの存在感に、ただ素通りすることが許されない感覚に…
画廊でも、多くのお客様が足を止めてじっくり鑑賞されている印象です。
茎・葉の一つ一つが主張しあい、紙の貼り合わせによる凹凸も相まって、
思わず目を奪われるエネルギーを感じます。




今回、2019年に刊行されました絵本「こっちむいて ほいっ」に関連して
掲載しきれなかった作品の原画も出品されています。
生き物への純粋なまなざしで、ザリガニやカエルなど身近な生き物を取り上げていらっしゃいます。




「孟宗」53.2×31.2cm
そろそろ、タケノコの季節ですね!
根の赤い部分が特にポイントだそうです。
掘り出すまでに、こちらが一汗かきそうな立派なタケノコです。
よーーーく見ると、実際に生えている姿と同じように皮の部分は紙を重ねて表現されています!






「向日葵」124.6×91cm
ゴッホの点描に影響を受けていらっしゃるそうで、
ひまわりも構図・色ともに通じる部分が感じられます。
カメラでは全体を写すと貼り絵の質感がわかりにくかったので、思い切って寄ってみました!


(右半分、中央部分です)
かなり厚く重ねられており、
黄色~オレンジの色幅で立体感を演出されています。

貼り絵といっても、蓮先生の使われる素材は和紙よりも洋紙を使用しています。
「切り口の強さ」は洋紙の特徴だそうです。

貼ってはがす工程でできる、偶然の具合を楽しんでいらっしゃるのが伝わります。
丹念な作業がこの立体感を生み出しているんですね~
色を塗った紙を切り貼りするだけでは生まれないリズム感があります。





「エナガ」13.8×11cm
最後にひとつ、
今展での美ギナー的一押しは、けなげに踏ん張るもふもふエナガです。
この表情…たまりません~><




今展では、大胆な構図の中に繊細さも光る色彩で魅力溢れる画面へと昇華させた作品が並んでおります。

素朴で愛らしい情感を、ぜひこの機会にご高覧くださいませ。
お買上のご検討やお問い合わせなど、どうぞお気軽に美術画廊までご連絡ください。

祝祭 藤井勘圿・蓮 親子展
会期:2021年3月24日(水)~3月30日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます

お電話でのご用命も承っております。
ご要望の際はお気軽に大阪高島屋美術画廊までお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ先:06ー6631ー1101(代表)6階美術画廊
※いただいたコメントへの返信は対応しておりません。

【藤井 勘圿 略歴】
1947年 兵庫県生まれ
1958年 独学にて繪を描き始める
1980年 小松均墨繪教室開塾入塾
1991年 マシラシリーズを描き始める
各地個展により作品を発表。
無所属
京都在住

【藤井 蓮 略歴】
1979年 京都市生まれ
2005年 独学にて作品を発表
各地個展により作品を発表
2019年 『こっちむいて ほいっ』(福音館書店)
無所属
山口県宇部市在住


お買上のご検討やお問い合わせなど、どうぞお気軽に美術画廊までご連絡ください。


~安全にお買物いただくために、お客様にもご協力をお願いします~
◎店内混雑緩和のために、少人数でのご来店をお願いします。
◎店内の混雑状況により、フロア、売場への立ち入りを制限させていただく場合がございます。
◎入店時にはマスク着用、手指の消毒へのご協力をお願いします。
◎入金などでお待ちいただく場合は、お客様同士の間隔をあけていただくようお願いします。
◎体調がすぐれない場合や発熱のある場合などは、ご来店をおひかえください。
【ご来店の際には、「混雑緩和」と「安全対策」にご理解とご協力をお願いいたします。】
ページトップへ