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-緑釉から新たな色彩を求めて- 黒岩 達大 陶展

2021.04.04
こんにちは♪
美ギナー おもち です。

黒岩 達大 陶展をご紹介いたします。


20代前半「一生をかけてやり遂げる仕事がしたい」と悩んでいた時に
テレビで加藤唐九郎氏を見たのがきっかけで陶芸の道を志すこととなります。

備前、有田、そのほか焼き物の産地を訪れ、様々な技法を習得されました。
岐阜県在住の奥様との出会い、現在まで岐阜県可児市で作陶されています。

今展では、多様性を兼ね備えた茶碗・花器・湯呑など60点余の作品を展観しております。
マットな「緑釉」、鮮やかさな「赫釉」など新たな色彩を追求されています。

多くの陶磁器産地で経験を積まれたことから、とにかく釉薬のバリエーションが豊かです。
鮮やかでありながら深みのある色がとりどりに画廊に並んでおります☆




「赫釉茶碗」「赫釉香合」「赫釉蓋物」


「緑釉花器」「緑釉銘々葉皿 揃い」


「黄瀬戸手つき花入」



「氷瓷長頸瓶」


「群青 香炉」


「緑釉茶入」





「貫入水晶三方小鉢 揃い」
この結晶、複雑な貫入によって奥行きが感じられて、つい見入ってしまいます…
青磁と同じ、鉄を含んだ釉薬だそうです。
幾重にも重なった貫入はほとんど出ないんじゃないかなと思いきや、
挑戦してわりと早いうちに出たらしく、黒岩先生の研究熱心な一面がうかがえるエピソードでした。



カップや湯呑など、日常に取り入れていただきやすい食器もございます。

ふと気になった、これらの口の作り…
まっすぐではなく、波打っています。

樂茶碗と、本阿弥光悦がお好きな黒岩先生。

口の造りは樂茶椀に模して、飲み口部分に盛り上がった山を4つにしています。
デザインとして安定感がありつつ、単調にしないように心がけていらっしゃいます。
そして、器の真正面から、水平に見ると山がピタリと重なって2つになるんです!

茶碗であれば、姿からさらに飲み口(時計でいうところの3~4時の位置)の角度までこだわっています。

心地よく使用していただくための工夫があり、終始唸りっぱなしの美ギナーでした~


黒岩先生は4月5日(月)まで在廊されています。
お気に召した作品がございましたら、ぜひ色や形についてこだわりのお話をうかがってみてください✨




皆様のご来場を心よりお待ちしております。

黒岩 達大 陶展
―緑釉から新たな色彩を求めて―
会期:2021年3月31日(水)~4月6日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます

お電話でのご用命も承っております。
ご要望の際はお気軽に大阪高島屋美術画廊までお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ先:06ー6631ー1101(代表)6階美術画廊



【略歴】
1970年 神奈川県横浜市生まれ 千葉県出身
1995年 岡山県 備前陶芸センター修了
1995年 備前須恵作家 好本宗峯氏に師事
2001年 佐賀県有田焼細工師北川美則氏に師事
2003~2006年 山口県周防市八代盆地にて築窯 作陶活動
2012年 岐阜県可児市久々利太平にて作陶活動を再開
現在 日本工芸会正会員、美濃陶芸協会副会長

【展覧会】
2015年伝統工芸の現存性 (MOA美術館)
2016年 現代陶芸・案内 (茨木県陶芸美術館)
2017年 美濃陶芸展大賞展 (とうしん美濃陶芸美術館)
2018年 胸キュンCOLORS窯芸の彩色 (茨城県陶芸美術館)
桃山から志野へ 志野織部 伝統の継承展(そごう美術館)

【公募展】
東海伝統工芸展 岐阜髙島屋賞(奨励賞)、日本工芸会賞(最高賞)
庄六賞茶碗展 金賞
美濃陶芸展 美濃陶芸大賞
陶美展十四代柿右衛門記念賞(優秀賞)
菊池ビエンナーレ 入選
萩大賞展Ⅳ 入選
現代茶陶展 TOKI織部優秀賞、奨励賞
日本陶芸展賞候補受賞
日本伝統工芸展 入選
岐阜県伝統文化継承者表彰受賞




お買上のご検討やお問い合わせなど、どうぞお気軽に美術画廊までご連絡ください。


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