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重要無形文化財「小石原焼」保持者 人間国宝 福島 善三 展

2021.04.22
こんにちは♪
美ギナー おもち です



重要無形文化財「小石原焼」保持者(人間国宝) 福島善三展」を開催中です☆


福島善三先生は、350年の歴史を持つ小石原焼「ちがいわ窯」の窯元16代目として、1959年に福岡県朝倉郡にてお生まれになりました。


作陶の道に入られた先生は、伝統的な技法に加えた緻密かつ独創的な作風で高い評価を受け、
シャープな造形の陶器で陶芸界に新風を巻き起こし、
2017年にはわずか57歳という若さで福岡県の陶芸家としては初の重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定を受けられました。


陶芸の里・小石原の地で脈々と受け継がれてきた伝統を重んじながらも
「小石原の原料を使い、これまでになかった、その土地ならではの作品を創り出す」
という強い信念のもと、
絶え間ない努力と研鑽を重ねる先生の作品からは、
気高さを感じさせる洗練された形と、角度によって移ろう光を纏った色彩とが一体となり、唯一無二の魅力を放ちます。


今展では、青みがかった乳白色が美しい代表作「中野月白瓷」や、
先生の名を世に知らしめた「鉄釉」や「中野飴釉」の鉢など、
丹精を込めて生み出した作品を一堂に展観しております。




「中野月白瓷掛分鉢」35.5×6.5㎝



「中野月白瓷壺」35.2×22.3㎝
乳白色に青みがかった美しい色合いは、福島先生独自の青磁です。
胎土に、何度も濾した細かい土を使用することで釉薬と収縮率をあわせて
表面に貫入が入るのを防いだことで、こっくりとした質感を醸し出されています。




「中野飴釉条文鉢」47.2×23.0㎝
飴釉は暖かみのある色をしており、洗練された造形と相まって画廊での存在感を大きくしています。
月白瓷と並べて展示していると、どちらもより一層に引き立てあっているように見えます。



「赫釉鉋壺」25.5×23.8㎝
表面の凹凸が、ニットの網目のような…(そう思うのは私だけではないはずです!)

鉤(かぎ)によって斜めに凹みが入れられており、胴の中央部にある黄土色がアクセントとなっています。
こちらの写真では暗く見えますが、実際の色味には上部に鮮やかさもあります。



「中野青瓷器」11.5×22.4㎝
あえて貫入を楽しむ作品もございます。
ほんの少し黄色がかっています。



「赫釉花入」17.2×23.5㎝



「中野月白瓷香炉」15×10.7㎝
美ギナーが特に目を奪われたのがこちら!
シンプルながら、黒褐色のラインによってキリリと引き締められ、
上部に幅をもたせたことで安定感もありつつ上品な作品です~^^



「中野月白瓷茶盌」


平成元年に発掘された中野上の原古窯跡から出土した陶器たちはどれも大変シャープなものであったそうです。

中野月白瓷、赫釉、鉄釉、中野飴釉の特徴は「小石原でしか生み出せない」土・釉薬の素材をもとに各々に色・質感として現れますが、
福島先生の「シンプルでシャープ」という造形センスはどの作品にも通じていると感じました。

ぜひご高覧くださいませ。


重要無形文化財「小石原焼」保持者
人間国宝 福島善三展
会期:2021年4月21日(水)~4月27日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます

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