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直海かおり展ー日々のひかりー

2021.08.14
皆様こんにちは!
美ギナー おもち です

直海かおり先生をご紹介します

1974年生まれ、京都市立芸術大学日本画専攻をご卒業されました。

ご自宅の屋上に造園され土作りから始められた"はなうたガーデン"、"はなうたファーム"には植物たちとそこに鳥や昆虫たちが集います。
季節ごとに芽生え、咲き、実る植物たちと写生を通して語り合う、
作家の軽やかな会話が画面から優しい風に運ばれてくるような作品たちです。


「私たちの、日々の営みの中でのひかり。あふれ、満ちている時もあれば、とてもささやかな時もあります。
そのようなひかりを、ひろい、見つけ、包まれ、時には救われながら、絵に描いています。」(作家挨拶より)




「morning glory」
朝顔を見ると、夏休みを思わず連想してしまう美ギナー
小学生の記憶からまったく成長できていません…笑
薄く何層にも重ねられた絵の具は普通どんどん重い色になっていくものなのですが、
相反するように透明感を演出しているのが直海先生の作品の最大の特徴です!

花を摘み取ると薄さにおどろいた記憶がよみがえったり、
日の光を浴びてまぶしいほどの黄緑色の葉っぱがそのままに描かれており
なんだか懐かしい気持ちになります^^



「霄を凌ぐ」(←そらをしのぐ、と読みます)
高く伸びる植物を幻想的な姿で捉えた作品です。

描かれているのはノウセンカズラで、
漢名を「凌霄花(りょうしょうか)」と言います。
凌ぐとは、困難を跳ね除け、切り抜ける意があります。
酷暑のなか、霄(空)を凌ぎ伸びやかに育つこの花を、
今の時世の困難をしっかり乗り越えてゆけるよう、祈る気持ちで描かれました。
また、蝶はアサギマダラです。
この蝶も、日本から台湾へと長距離を渡り飛ぶ逞しい蝶だそうです。

まさに私たちが置かれている環境を的確にとらえ、
モチーフに未来への希望と願いを託して制作されており、
前向きな気持ちへ励まされる気持ちになれる作品です。




「結」
桜は、ご自宅でスケッチされたそうです。
花の盛り、風になびく帯がドラマチックです。

花びらは何層にも塗り重ねられており、
帯の部分は、ひとつひとつ塗り方を変えていらっしゃるので、
じっくり近くでご鑑賞いただいてもお楽しみいただけますよ♪




「ありあけ」
こちらのモチーフは椿です。
ここでふと気づいたので「青色お好きですよね!」と質問してみました。
つい、手に取る色だそうです。
ありあけとは、空に月がまだ残っているのに夜が明けることで、
画面にうっすらと白い月が見えるのがロマンチックな作品です。



「空の鏡-そよぐ-」 
お庭のアネモネを凛と描かれています。
花はもちろんなのですが…
しっかりと根を張る「生きた植物」をスケッチしていらっしゃるからこそ見える
躍動感たっぷりの葉にもぜひご注目ください!



「holy water」「Leaf」
どちらも、西表島の風景だそうです。
学生の頃、長期で滞在していらっしゃったそうで、
「今はこのゆったりと流れる時間が恋しいです…」と懐かしんでおられました。
潮風が香ってきそうな作品です~
ステイホームで家で過ごすことが増えましたが、一方で流れる時間はますます気忙しいような…
作品の前で深呼吸している美ギナーです。



「breathing」
こちらは心象風景として制作されました。
緑青の上に銀箔を貼り、その上から胡粉(白色)と岩絵具で着彩しています。
銀箔は長い時間をかけてまるで生き物のように、時とともに変化していくそうです。
写真では少し彩度が落ちてしまっているのが残念なのですが、
青・黄緑の躍動的な色彩から花の動きまで伝わってきます。


暑すぎる毎日、かと思いきや連日の雨模様、
心が落ち着かない日々もまだまだ続きそうですね…
直海先生の作品は深く息を吸ってリラックスしながらご鑑賞いただけると思います♪



直海かおり展
ー日々のひかりー
会期:2021年8月4日(水)~8月17日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます



<略歴>
1997年 京都市立芸術大学日本画専攻卒業。卒業制作山口賞。
1999年 同大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
■個展
2003年 阪急百貨店(神戸)。
2007年 大丸京都店('09、'11、'16)。
2008年 ギャラリー江(東京) ('09、'11)。
2009年 代官山TOM'S SANDWICH(東京)(以降10回)。
2013年 Art Space-MEISEI(京都)。
2015年 大丸心斎橋店(大阪)。
■公募展・グループ展
1995年「青垣2001年日本画展」入選(兵庫)。
2006年「real point-平面の深化と越境-展」佐藤美術館(東京)。
2007年「手すきの紙と遊ぶ」 数寄和(東京・滋賀)。
2009年「日本画 尖」京都市美術館(以降毎年)。
2011年「京都日本画新展」美術館「えき」KYOTO('12)。
「日本画 きのう・京・あす」京都文化博物館。
2012年「センス・オブ・ワンダー」@KUA1(京都)。
「祇園祭によせて…扇子祭」Art Space-MEISEI(京都) ('14、'16、'18)。
2014年「平等院表参道美術作品公募展」 優秀賞(京都)。
2015年「京に生きる 琳派の美展」京都文化博物館。
2017年「春を待つ」ギャラリー恵風(京都)('19)。
2018年「桜花賞展」郷さくら美術館(東京)。
2019年 「京都日本画新展in二条城」二条城二の丸御殿台所(京都)。
2020年「ビクトリーブーケ展」佐藤美術館(東京)。
「現代の日本画-世代をつなぐ-」ギャラリーヒルゲート(京都)。
■作品収蔵
東京ベイ舞浜ホテル・パークビュースイート・アートワーク担当
天竜寺宝厳院・天井板絵制作
三井不動産リアルティ株式会社
郷さくら美術館
ホテル倭乃里京都ミュゼ・全34室・エントランス 絵画担当
京都市観光協会(2018年 京都五山送り火扇子、絵はがき担当)
西日本旅客鉄道株式会社



一部の作品しかご紹介できておりませんが、
髙島屋大阪店美術画廊の公式インスタグラム(アクセスはこちら)では
画廊内を撮影した動画も掲載しております!
ぜひフォローよろしくお願いいたします。



直海かおり展
ー日々のひかりー
会期:2021年8月4日(水)~8月17日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます買上のご検討やお問い合わせなど、どうぞお気軽に美術画廊までご連絡ください。


~安全にお買物いただくために、お客様にもご協力をお願いします~
◎店内混雑緩和のために、少人数でのご来店をお願いします。
◎店内の混雑状況により、フロア、売場への立ち入りを制限させていただく場合がございます。
◎入店時にはマスク着用、手指の消毒へのご協力をお願いします。
◎入金などでお待ちいただく場合は、お客様同士の間隔をあけていただくようお願いします。
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【ご来店の際には、「混雑緩和」と「安全対策」にご理解とご協力をお願いいたします。】

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