TAKASHIMAYA BLOG大阪タカシマヤ

誠に勝手ながら「TAKASHIMAYA BLOG」は
2022年2月28日(月)をもって
終了させていただきます。
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引き続き高島屋をご愛顧賜りますよう
心よりお願い申しあげます。

中村 弘峰個展 Green eyes

2021.11.27
皆様、こんにちは。「Mr.ぐい呑」です。

11月も終盤に差し掛かり、寒さが一段と厳しくなる中、

プロ野球では日本シリーズが開催され、熱い戦いが続いていますね。

今年はオリンピックイヤーということで、

例年より約1ヵ月遅れての日本シリーズの開幕となった訳ですが

野球好きの私としましては、この時期にプロ野球を楽しめる事に

大変満足しております。

さて、今週の髙島屋大阪店6階美術画廊では、

11月24日(水)→12月7日(火)の期間 ※最終日は午後4時閉場

中村弘峰個展 -Green eyes-を開催いたしております。

中村弘峰先生は、1986年に福岡県にお生まれになり、
2011年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了後、
人形師である父・中村信喬氏に師事。以降、中村人形の
4代目として伝統の継承とともに、現代における新たな
人形表現に取り組んでいる気鋭の作家です。

今展では、そんな中村弘峰先生が現代を凝視する自然や
動物の視線をテーマに、経済と自然など現代社会が
抱える矛盾や不条理について考察した作品を中心に
発表いたします。それでは早速作品のご紹介に移ります。


「御伽大熊猫(おとぎじゃいあんとぱんだ)」


「御伽大熊猫(おとぎじゃいあんとぱんだ)」部分アップ図


「御伽白熊猩々(おとぎしろごりら)」


「御伽白熊猩々(おとぎしろごりら)」部分アップ図

中村先生がここ数年制作している緑の眼をした生き物たちの
シリーズ「グリーンアイズ」。
中村先生は以下のように仰られています、
墨で瞳を入れ、目頭と目尻に極細のボカシを入れた
その眼には自分でもなんだか吸い込まれそうになる時がある。
この眼に僕は「自然が人間の行いを見ている」という意味を
こめました。だがまさか、その呪文に自分がかかってしまうとは
思わなかった。自然のこと、生き物のこと、地球のこと。
歴史のこと。不勉強なことがたくさんある。「学ぼうよ」
と自分の作品に言われているような気がして、いろいろ知ろうとしたり、
ちょっと行動してみたり、すぐに忘れてしまったり。その中で
一番マシな方法が多分この「グリーンアイズ」を増やすことなのだろう。



「堂々鳥」


「堂々鳥」部分アップ図

こちらの作品は、木彫で仕上げた木地に胡粉置き上げで
文様を施した後、金箔を貼り低いところに彩色を
するという技法で制作された「嵯峨人形」です。
もうほとんど作る人がいなくなってしまった技法で
絶滅した鳥「ドードー」を制作されました。
中村先生は、人間の文化にもとても美しいのに
もうすぐ絶滅してしまいそうなものがたくさんあることを
危惧し、人類に警鐘を与える意味も込めて絶滅危惧種をモチーフにしたり
ほとんど作る人がいなっくなった技法を駆使して作品制作に
取り組んでいるとのことです。
こちらの作品も「グリーンアイズ」となっています。


「朱鷺香合」


「朱鷺香合」部分アップ図

こちらは、中村先生が子供のころより好きだった
明治の奈良の人形師、森川杜園氏の鶴香合から形を拝借し
朱鷺に作り替えられた作品です。
一時、日本では野生絶滅の状態であった朱鷺だが、
日中の保護・人口繁殖の甲斐あって現在徐々にその数を回復している。
中村先生は「手間とひま。大切なものを残すには必ずその二つが
膨大にかかることを杜園氏と朱鷺が教えてくれる」
と仰られています。
こちらの作品も「グリーンアイズ」です。


「昼寝の王」


「昼寝の王」部分アップ図


木彫の人形の衣装の部分に深く溝を切り、
縮緬や金襴などの古裂を木目込みしたものを
「加茂人形」といいますが、こちらの作品は古裂の代わりに
ハイブランドの鮮やかなシルクスカーフをまとわせた
現代版加茂人形です。


「夢窓 岐阜蝶(ぎふちょう)」

こちらの作品のモチーフは江戸時代には錦蝶と呼ばれていた
美しい蝶です。現在では個体の減少が著しく、絶滅危惧Ⅱ類
に指定されています。


「夢窓 紅金剛鸚哥(べにこんごういんこ)」

こちらのモチーフは南米の森林に生息する赤く美しい鳥。
80年生きた個体も確認されており、ペット取引のための
違法な捕獲によって著しい個体数の減少が近年続いています。


「AIR 不老Ⅰ 雷神model」

中村先生曰く「この作品は、中村弘峰の人形の世界の
モンスタースポーツブランド<不老>のスニーカー。
鏡の中の靴と合わせて1足となる。
この仕様では人間は履くことができない。
琳派の風神雷神図屏風からインスピレーションを
受けた別注モデル」とのことです。


「黄金時代 Like  the phoenix」


「鶴の舞」

中村先生は「人形は昔も、その時の英雄を題材にしているので
スポーツ選手を英雄にして、天真爛漫さ、健やかさ、仲の良さなどを
表現しています。」と仰られています。








「会場風景」


「中村弘峰先生」

中村先生の在廊予定日は11月27日(土)、28日(日)
12月4日(土)、5日(日)の予定です。


一部の作品しかご紹介できておりませんが、
髙島屋大阪店美術画廊の公式インスタグラム(アクセスはこちら)では
毎週、画廊内をぐるっと撮影した動画も掲載しております!
ぜひフォローよろしくお願いいたします。





中村 弘峰個展     Green   eyes

会期:2021年11月24日(水)→12月7日(火)
※最終日は午後4時閉場
※営業日、営業時間は変更になる場合がございます


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お問い合わせ先:06ー6631ー1101(代表)6階美術画廊

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