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<TAAKK>の布づくりが表現する、わたしという二面性

2020.09.26
10月13日(火)まで、3階CSケーススタディにて、
ドメスティックのデザイナーブランドを中心に展開する「クリエイターズウィーク」を開催しております。
新作をご案内いたしますので、この機会に一足早い秋を感じていただければと思います。

さて、今回は森川拓野氏が手掛ける<TAAKK/ターク>をご紹介。

 
この写真、いわゆるパリコレのランウェイの写真ですが、この20-21年秋冬コレクションで初参加に至りました。
<TAAKK>は昨年、東京都が支援する第3回「FASHION PRIZE OF TOKYO」を見事受賞、
その援助を受けてパリの舞台へ挑戦したという、今まさに日本から世界の大海原へ漕ぎ出さんとする日本ブランドの1つです。
(余談ですが、この審査員を髙島屋ウィメンズファッションクリエイティブディレクターの長尾悦美氏が務めています。)


その特徴は何といっても、「布づくり」。
織りで複雑な模様を描き出し、糸の交差で立体的な布を仕立てるというプロセスをとても重要視しています。


遠目から見るとプリント加工が施されたようにみえるこのブルゾンも、実はジャカード織りで作られた手間暇掛かった逸品です。
平らな生地にプリント加工を施すのとは異なり、生地自体に厚みが出ているので、
身に纏ったときに立体感・重厚感を感じていただけます。


■ジャングルジャガードブルゾン(TA20AW-BL002) 税込74,800円

この布地へのこだわりは、イッセイミヤケで企画デザイナーを務めた森川氏ならではの歴史・ルーツを感じられますよね。

彼の服を着ると、わたしという身体の表面はなんだかざわつきを覚えます。
畏怖の存在に触れたかのような、または自分の内面の秘匿が露呈してしまったかのような、さざ波が生まれるのです。
衣服が本来もつ機能、身体を覆い隠すという本質以上に、
わたしという存在を顕にしてしまう、そんな強さと脆さの両面を併せ持っているのがこのブランドだと思います。

■シルクシャツ(TA20AW-SH020) 税込49,500円

みずみずしい生花と、水気を失ったバラのコラージュ柄のシルクシャツ。
ここでも生死という両面性が表現されています。
生地はバックサテンを使用し、とても着心地が良いのが特徴です。
Tシャツの上に羽織るのはもちろん、シャツの上に重ね着するのも個性が光って面白いと思います。


長々と語ってしまいましたが、
<TAAKK>の素晴らしさはまだまだ筆舌に尽くし難いのが正直なところです。
ぜひ一度、実際に手に取り、身に纏っていただければと思います。

■髙島屋大阪店3階 CSケーススタディ
■お問合せ:06-6631-1101(代表)

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